5月初めの中庭の様子…
一面のクローバーの緑の絨毯に、うっそうと生い茂るつるバラや
イングリッシュローズの葉っぱ。そしてバラの株元を彩る草花や数々の
ハーブの新緑が庭全体に満ちています。
3年目を迎える中庭では、植物がしっかり根を下ろして、すくすくと育ち
始め、うっそうと何処か野性味が出てきたような気さえするほどです。
この庭を造る時、出来るだけ自然な野趣溢れる雰囲気の中で溢れるよう
に多くのバラを咲かせたいと思っていました。
緑豊かな庭の中で、いろんな草花たちと混植して咲くバラの姿…
たくさんの失敗を繰り返しながら、その思いが3年目を迎えてようやく
少しづつ。ほんの少しづつ叶えられようとしています。
ー手前からー
古木の棚に絡まるのはハニーサックルとブラックベリー。
薄紫色の長い花穂を次々と咲かせるデンタータラベンダーは
2年前は小さなひょろひょろの苗だったのに、今や両手では
抱えきれない程の大株に…
そして緑の壁を作るつるバラ、ピエール・ドゥ・ロンサール。
その花の蕾はおびただしい数です。
株一面ぎっしり隙間がない程に、ぷっくりと
大きな大きな蕾を付けています。
ゴールデンウィーク中…今にも咲きそうなのはイングリッシュ
ローズのガードルード・ジェキル。
咲き始めのこの時期はゆっくり、ゆっくり丁寧に時間をかけて
蕾が徐々に開いていくのですが、この姿がまたひときわ美しい。
いよいよ、バラの季節の到来です。
↑クリックしていただけると嬉しゅうございます。