水族館のおもひで
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東京に行く度に「一度は行って見ねば・・・。」とずっと思っていた
サンシャイン国際水族館にも行ってきました。
水族館はアタシとダーにとってはヒジョーに思い出深く、大切な場所。
むかーし、昔。ダーと初めて出会ったのは、とある造形工房。
そこでは水族館や動物園で自然に近い雰囲気を出す為に、水槽や獣舎に
珊瑚や岩、倒木などをモルタルや樹脂で本物そっくりに作って人工的に
自然の景観を創るという仕事をしていました。
皆さんが水族館などで見かける岩や上の写真のような珊瑚礁は実は意外
にも全て作り物だったりするわけです。
当時、ダーは地方に新しく作られる水族館の造形の仕事を。アタシはバイトで
大阪市内の動物園の新しいチンバンジー舎とオラウータン舎の造形物を作る
仕事をしていて,毎日せっせと木や岩作りに励んどりました。
溶接したり、モルタル練ったり、材料運んだりと力仕事も多く、真夏の炎天下
の動物園での作業は大変でしたが、「いかに本物っぽく作るか?」というのが
凄く面白かったし、なにより工房のメンバーがみんな強烈に個性的で魅力的
で、毎日がまるで文化祭のようなのりで過ごしとりました。
納期が迫ってくると、動物園で徹夜で作業なんて事も・・・
(眠たくなると新しいチンバンジーの獣舎の中で寝たりしてたよなぁ〜。)
工事中に飼育係の人に手を引かれてチンバンジーが現場を見学しに来たり
した事もあったし、休憩時間にはいろんな動物を見に行ったり。
他にも夜の水族館にカルガモのヒナが岸
に上がれないからという事でスロープを
作りに行ったり、シロクマの獣舎の補修の
手伝いに行って近くのプールにいたイルカ
と遊んだり・・・
そういえば、他のメンバーがラッコの水槽
の補修に行った時の話。
メンバーの1人が誤って大切な仕事道具を
水槽に落としてしまったからさぁ大変!
「どうしよう。」と思ってふと後ろを振り
返ってびっくり。なんとラッコが拾って
持ってきてくれたそうだ。(飼育係談、
珍しくて興味津々だったんだろうとの事)
そんな訳で、ダーとはホントによく一緒に水族館へ行きました。
魚を見るのはもちろん楽しかったですが、「これはオレが作った珊瑚礁」
という感じでダーの作ったものを見るのが面白かったし、岩を触ったりして、
「ここの感じが格好いいけど、誰が作ったんだろうね?」とか、ダーに作業中の
いろんな話を聞くのが,当時造形の世界に入ったばかりのアタシにとっては新鮮
かつ刺激的でとっても楽しかったなぁ・・・
このサンシャイン国際水族館にもアタシとダーではないですが、工房のメンバー
達が本物そっくりに作った珊瑚礁や岩、木があるんです。
もし、水族館や動物園に行く機会があればそんな事をふと思い出して周りの木や
岩や珊瑚礁を見て見ると面白いかもしれませぬよ。
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「はい、これ、落ちてたよ」ってところ 想像しただけで笑えます!
ところで変なオヤジ顔のまんまるな動物は誰ですか?
えええ~Σ('◇'*)!
そうなんですか??知りませんでした…てっきり本物だと…
夫婦で共通のお仕事(しかもものつくり)なんて羨ましい。
お話が弾んでいる様子が目に浮かぶようです♪
サンシャイン水族館、伯母さんの家がすぐ近くで、小さい頃は毎年のように行ってました。日本で一番高い場所にある水族館-なんて触れ込みでしたが今はどうなんでしょ?
懐かしいです。
ご夫婦で濃ゆい思い出があるのって素敵ですね(^-^)
それにしても、水族館や動物園にそんなカラクリがあっただなんて知りませんでした!最近行った水族館は沖縄の「ちゅら海水族館」。あそこも素晴らしかったぁ~☆
今度から水族館や動物園に行った時は、ツクリモノにも着目してみようと思います(^-^)
そうなんですよー、嘘みたいなホントの話。
持ってきたラッコ君、可愛かっただろうなぁ・・・
オヤジ顔のまんまる顔はゴマアザラシ君。
人懐っこくてずっと水槽越しに遊んでたんですよ〜。
kotokoさん
そうなんですよ、もし今度動物園なんかで触れる機会があれば
触ってみてくださいね♪
ダーと水族館や動物園に行くとついつい、岩や珊瑚の方に
目がいっちゃいます。「あの着色、上手いよね〜。」とか
「あの岩のクラック(割れ目)いいよね。」などなど。
サンシャイン水族館、楽しかったですよー。
でもやっぱりダーと一緒に行きたかったなぁ。
楽しんで頂けてなによりです〜。
実際の自然の風景をどこまで自分達の手で
忠実に再現出来るか?アタシはたいした事はしてませんが
ダーの創るモノは木にしろ、珊瑚にしろホントに本物そっくり。
「ちゅら海水族館」の仕事もこの工房のメンバーが携わってましたよー。
この水族館、アタシとダーの一番行きたい水族館です。