春を待つ庭にて。〜古民家でのバラ作り。〜
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ゴウゴウと唸る北風と共に、時折小雪やひょうがパラパラと舞う
凍えるような一週間… 朝は軒並み氷点下。さ、寒ーい!!
厳しい寒波が来る前に、全てのつるバラの誘因作業をやり終えて
いたので、本当にやれやれ… 助かりました〜。
誘引作業のラストスパートは、暦の上では大寒にあたる日でしたが
時折太陽がちらりと顔を覗かせてくれたおかげで、なんとか最後まで
作業をやり終えることができました。
それにしても、毎年ガードルード.ジェキルの誘引には四苦八苦…
このバラの刺は密生しているうえに、猛烈で扱いにくいのです。
作業中、刺が体のあっちこっち引っ掛かったり、シュートが絡まり
あったり。太くて刺の多いシュートをぐいっと曲げて誘引する作業は、
かなり注意が必要です。
革の手袋をするといいと云いますが、分厚すぎると手の感覚が鈍って
かえって作業がしずらいので、ぴったり目のガーデニング用手袋を、
二重にして作業しています。
なるべく水平に… このシュートはあっちへ。
四方に広がるように、この細くて長いつるはこっちの方に…
でもこのツルを誘引したら、この部分が足らなくなるなぁ。
あーでもない、こーでもない。
「ええーーいっ、やっぱりもう一度やり直しーー!」
なんて事を繰り返しながら、黙々と誘引作業。
一本、一本ツルをぐねぐねと曲げてトレリスに留めていきます。
そして開始から数時間…
ようやく、よーやく全ての誘引作業が完了!
冬場のバラの手入れがようやく、全て終わりました。
この古民家でバラを育て始めて、今年で気がつけばもう6年目…
当初はシュロや椿の木がうっそうと茂り、じめじめと日当りも悪く
純和風の庭だった、この中庭。
四方を建物で囲まれているので、日照時間は限られていますし
夏は蒸れやすく、元々の土質は水はけの悪い粘土質ときている。
この中庭… バラが育つ環境としては、いやいや中々難しい。
我が家の庭作りは、まだまだ模索中… 毎年失敗の繰り返しです。
うむー、理想の庭作りは難しい。
でも… それでも、やっぱりバラを育てる事は楽しい!
毎年、毎年表情を変えるバラの庭…
今年は、どんな風に春を迎え咲いてくれるのか?
どんな風景を作ってくれるのか…?
昨年、元気がなかった株は、今年は元気に育ってくれるのか?
その多くの鍵を、この寒い時期の手入れが握っています。
まだまだ、地面が多く見えていて殺風景に見える冬の庭ですが
よくよく目を凝らすと、あっちでもこっちでも…
さまざまな植物たちが春に備えて、静かに支度を始めてます。
そして春になると庭に溢れる、艶やかな新緑とバラ色の風景…
古い母屋の縁側から眺める、野趣溢れる春の庭が好きです。
冬の縁側の日だまりも、心地いいけれど
黄緑色の新緑と柔らかい春の日差しは、うんと気持ちいい!
まだまだ、寒い日が続く今日コノゴロ…
バラの咲き乱れる春の庭が、待ち遠しいです。
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この一番寒いバラの休眠期にやることがいっぱい…。
私も経験があるのでよーく気持ちがわかります。
今はすっかりやめてしまったけど。。。涙
5月になると一気にバラが咲いて幸せな気持ちになったことを
思い出してわくわくしてしまいました。
春になるのが待ち遠しいバラのお庭…。
私も楽しみにしてますね~♪
こちらは冬のバラが大きな蕾をつけてます、でも今晩から雪の予報。。。寒波が去ったら一斉に(と言っても大きなバラが株にひとつづつ横並びに、ですが)咲くと思います。赤かピンクか、咲いたらまたお知らせします。
今年も春に向けての準備完了ですね。私もBlogにお邪魔して、あの咲き乱れるバラを見るのが待ち遠しいですよ♪
あとガーデンパーティで見る美味しそうなパンやバラジャムもね(笑)
ハッピーの事や、10月のギャラリーで我が家にやってきた柴犬ちゃんの事など色々お知らせしたいので、またご連絡しまーす☆
今日もこちらは、冷え込んでおりますがそちらはいかがですか?
はなさまの体調は、大丈夫かな〜?
そうでしたか!はなママさんもバラを育てられていた事が…
本当に寒い寒い中の作業は、かなりきついんですが
でも、5月の庭がバラ色で染まるあの幸せな時間を思い返すと
頑張らねば!と沸々とやる気がわいてきます。
まだ、あともう一つ… 3月にクローバーの種まきが残って
いるので頑張りますー!
おおーー、 Sachiさん!!いえいえ。こちらの方こそ〜。
今年は、ブログじゃなくて庭に遊びに来ます?(笑)
とにかくバラの季節は、2週間ずっと入れ替わり立ち替わり
お客様の我が家ですが…。
バラジャムは格別ですよ〜。
おおっ、ハッピー氏や柴犬ちゃんの事でお知らせとは何でしょう?
楽しみにお便り待ってますよー!