温かで粗食な土鍋ごはん
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寒い日の温かい食事というのは、本当に美味しいもの…
冷えた体がじんわりと中から、温もっていくのですよね〜。
この寒い時期に、なんだかんだと台所で出番の多いのが土鍋です。
みんなで囲むお鍋の時にはもちろんの事、ごはんを炊いたり
おでんを煮込んだり、蒸し料理に使ったり…
冷めにくい土鍋は、冬場の食卓には欠かせない存在です。
食卓にどーんと土鍋ごと料理を出して、ふたを開けた瞬間に
うわっと上がる白くて温かい湯気…
その様子を眺めているだけで、なんとなく冷え固まった体が
ゆるゆると、ほぐれていく様な感覚…。
美味しいものを食べて、体の中から。
芯からじんわりゆっくりと温もる事は、寒い日の一番の贅沢です。
■こちらはぐっと冷え込んだ日に作った、土鍋ごはん…
前日、すりおろした牛蒡をたっぷりと鶏団子の中に混ぜ合わせ、
野菜をたくさん入れてお鍋をしたのですが、これがとても美味しかった!
いい出汁が出たので、翌日はその中に新たにごぼうのささがきや
茸や豆腐を加え、最後に味噌を加えて土鍋でじっくりコトコト。
具沢山な味噌汁仕立てにしてみました。
先週…
父のいるお寺へ一年の挨拶に伺った際、頂いた厄よけ銀杏。
こちらのお寺の境内には、樹齢400年を越す大きな大きな
イチョウの木があり、毎年暮れには袋に入った厄よけ銀杏を
頂いて帰ります。
ご利益がありますようにと…
土鍋で炊いたごはんは、銀杏ごはん。
銀杏の硬い皮をトンカチで、とんとんと軽く叩いてひびを入れ
固い殻から実を出し、少な目のお湯でコロコロと転がしながら
茹でて薄皮を剥がします。
味付けは、昆布と日本酒のみと至ってシンプルに。
銀杏のほろ苦みと、きれいで艶やかな黄緑色の実…
このほろ苦さと、ほくほく感がたまりませんー。
色合いの美しい銀杏ごはん… 大人の味です。
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土鍋が食卓にあると、それだけで温かい気持ちになりますよね。
ご飯も土鍋で炊いているのですね。私もチャレンジしたいと思いつつ、時間がかかるのかな?と思ったりして、ついつい手軽な炊飯ジャーで炊いています。
銀杏、手間はかかりますが美味しいですよね。私もほろ苦さが大好きです。
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西荻さんぽかぁ… いいですね〜。
前から東京に行く度に「西荻面白いよー」と言われ続けている
ので、次回こそは云ってみたいと、ブログを拝見してしみじみ。
土鍋ごはん、寒い時期には必須の台所道具です。
土鍋でごはんを炊くのって、案外簡単ですよ〜。
最初は、私も「時間かかるんじゃ?難しいんじゃ?」なんて
思ってましたが、お鍋が沸騰したら、すぐ弱火にしてそれから
グツグツとろ火で10分〜13分ぐらい。
最後に強火にして、10数えれば出来上がり。
あとは、そのままにしておいて15分くらい蒸らせば完成です。
お気に入りにしてくださってありがとうございます。
どうぞこれからも、気軽に遊びに寄ってくださいねー。