京都のレトロカフェと絵本の時間。
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話はさかのぼって。
先々週は京都のレトロなカフェにて、仕事の打ち合わせでした。
まず午前中は、京都駅近くにある「CAFE Rabbit」で…
外観の洒落たレトロな建物が、ほんまに素敵なんですが、
それもその筈…
こちらの富士ラビット本館。実は大正12年に建てられた
指定文化財にもなっている、歴史的な建造物なのです。
カフェはこちらの2階部分…
正面にではなく、建物の横にある小さな入り口にさりげなく
控えめに「CAFE Rabbit」の看板が下げられています。
中に入るとまず年季の入った飴色の木製階段が目に飛び込んできて
その階段をスリッパに履き替えて上がっていくというスタイル…
知る人ぞ知る、隠れ家的存在なcafeです。
中に入ると、気さくでいて実に味のあるオーナーが迎えてくださいました。
カフェのあちこち見回しながら、この建物に興味津々の我々…
あれこれ質問するとオーナーさんが「ちょっと待ってやー。」と奥から
建物に関する資料を持ってきてくださって、にこにこ楽しそうにあれこれ
話してくださいました。
何でもお話ではこの建物は3階建で、旧「日光社」社屋として建てられた
のだそう。当時はフォードの輸入代理店で、戦後は主としてスクーター
販売を始めた建物だったそうですよ。
このレトロなポスターのスクターが、それ。
名前は「ラビットスクーター」 可愛すぎます… 素敵すぎる!
窓からの風景…
店内は落ち着いた心地よい空間で、随分と長居して打ち合わせ…
それでも時間が足りず、他の方とも午後からお会いする予定が
あったので、午後からは場所を京大北門前にある老舗のカフェ
進々堂さんに移して、さらに打ち合わせ。
新たな出会いもあり… ぎゅっと実のある濃密な時間を過ごしました。
今まで時間をかけて、こつこつ丁寧にやってきた事が。
ずっとずっと作り続けてきた作品が、こうして出会った方々の手で
繋がっていく。じっくりと腰を据えて頑張らないと…
大切に育んでいかないと。
打ち合わせの時に参考資料として、ずっと手にとって見てみたかった
ブーフーウーシリーズをはじめとする、飯沢匤と土方重己の日本版の
人形絵本の数々をお借りする事が出来ました。
本当に滅多に目にする事が出来ないような貴重な貴重な、トツパン等の
人形絵本を、見る事が出来て感動もんです。
それにしても、何度読み返しても素晴らしや…
細部までこだわった、人形と装置のデザイン。作り込んでいるけれど
それがリアルになりすぎず、洒落っ気と味があって絶妙なバランス具合。
一冊一冊。ゆっくりじっくりと時間をかけて…
一頁一頁を頭の中に叩き込むように、読み返しています。
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いつも拝見させて頂いています。
↓過去記事ですが、ワタリガニのごはんおいしそう~。
わたしの田舎長崎でもよくとれますが、ごはんははじめて見ました。
四季のある食卓は、目にもおいしそうで、拝見させて頂いてとても楽しいです^^
これから、冬野菜のおいしくなる季節ですね~。
(記事とあまり関係のないコメントで、すみません^^;)
はじめまして。いつもありがとうございます〜。
渡り蟹のごはん、美味しかったですよー!
身をほぐすのが面倒といえば面倒ですが、作り方はいたって
簡単なので、是非是非お試しくださいまし。
目にも美味しそうだなんて…
本当にそう云って頂けて、嬉しいかぎりです。
冬野菜もおいしい季節…。健康に寒い冬を乗り切らねば!!
どうぞこれからも、ゆるりとおつきあいくださいね。