素敵な一夜 〜STAFF BENDA BILILI 大阪ライブ〜
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「めちゃめちゃ楽しかった〜〜♪」
と全身筋肉痛になりながら、昨晩の余韻にひたひたと浸ってます。
昨晩は「スタッフ・ベンダ・ビリリ」の大阪ライブ。
フジオとケメコに「一緒に行かない??」とお誘いを受け、ダーと
一緒にライブを満喫してきました。
ベンダ・ビリリとは、南アフリカ、コンゴから生まれた小児麻痺
(ポリオ)で下半身不随になった車椅子ミュージシャンによるバンド。
手動の三輪車型の車椅子に乗る4人のシンガー兼ギタリストたちを
中心に、松葉杖のシンガー、メンバーに拾われたストリート・チルドレン
など、8人のミュージシャンから編成されています。
実は彼等が日本でツアーをする際に、使用する手動の三輪車型の車椅子の
「BILILI号」を製作したのが、フジオなのですよー。
フジオとケメコからは、制作時の苦労話や楽しい話、ベンダ・ビリリ
の音楽の素晴らしさを以前から聴いていたので、是非ともライブに行って
みたかったのですよね〜。
手作りの楽器で奏でる音色と、コンゴでの厳しい生活を生き抜いてきた、
彼等の力強い音楽…ライブはそれはそれはもう、熱気溢れる雰囲気でした。
ビリリの音楽を体全身で感じながら、会場は総立ちで大盛り上がり…
久しぶりに、踊ったなぁ〜。楽しくて、素敵な一夜となりました。
そして、ライブ会場でひと目惚れして連れ帰ったのがこちら…
コンゴの障害を持つ子供達が廃材で作った、2人乗りの自転車の
ワイヤーアートです。この感性… 本当に素晴らしい。
ダーとふたり見つけた瞬間、「これいいーーー!!」と大絶賛。
しかもこの自転車に乗る2人、ちゃーんとキコキコと自転車を
こいで動くのです。動作がまた愛嬌があって癒されるんだなぁ〜。
母屋の床の間の上にある飾り棚に、置いて眺めています。
ベンダ・ビリリの音楽は、その陽気でノリのいい曲調とは裏腹な
歌詞の内容。それはストリート生活から生み出されたシビアな現実。
「ポリオ」という歌では「予防接種を受けさせて下さい」と
唄っていたり、またある歌では「ものを盗むのは良くない事だと」
訴えていたり… コンゴの不安定で厳しい国の情勢の中を必死で
生き抜いてきた彼等の力強さ、魂が音楽に込められています。
彼等のドキュメンタリー映画が、全国で公開中。
大阪にもいよいよやって来るので、こちらも楽しみ…
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確かに彼らの予告映像から流れてくる音楽からは想像もつかないような詞のないようですね。
でも、このポジティブな所、見習いたいです・・・
ホントに音楽っていいな~♪
もうね、めちゃめちゃよかったですよーー。
最後にビリリのメインボーカルのパパリッキーと、握手した
のですがその手がごっつくって、温かくて…
そして彼のあまりにもいい笑顔に、ぐっときました。
音楽って凄い。たくさん力をもらってきました。